ごあいさつ

医学の進歩は人類に多くの病気の克服とそれによる寿命の延長をもたらしましたが、慢性・急性含めた複数の疾患と向き合う時代ももたらしました。内科診療の細分化や専門化が進み、一つ一つの病態へのアプローチは確実に進歩をとげていますが、複数の領域にまたがる疾患の管理は益々複雑化し、統合的な全身管理は現在の専門診療システムでは逆に難しくなっているのも現状です。

 

岡山市立市民病院「総合内科グループ」では、あらためて内科の本質に戻り、「病」だけを診るのではなく「人」を診るという原点に立ち返り、専門診療内科との連携をもとに統合的に内科診療を行う「総合内科」を推進しています。

また生活背景の理解に基づいた健康管理も重要視し、医療・保健・福祉における社会資源の有効活用も診療サービスに取り入れてまいりたいと考えています。

 

そして総合内科グループとしては、そうした診療サービスを提供できる医師の育成・輩出も大きなテーマとして取り組んでまいりたいと考えています。


総合内科主任医長 岸田雅之